AVRへのプログラムの書き込み
- はじめに
dfuが装備されたavrチップであればこちらの方法が使えますが、大多数のチップではISP(In System Programming)のライターを使って書き込む事になります。様々なライターが出荷されていますが、最初に買うのはちょっと高いですが、avrasp-mkIIをお薦めします。こちらで書き込みが可能である事を確認出来れば、2台目とかはavraspとその互換機も候補になります。普段使いはむしろこちらのほうがいいでしょう。
- avrdude
書き込みソフトはavrdudeが使えます。ソースから簡単にコンパイル出来るので、Windows, MacOSX, Linuxのそれぞれのプラットフォームで利用出来ます。また、様々なデバイスや書き込み機に対応しているのも特徴の一つと言えます。
- avrasp mkII
atmelの純正の書き込み機です。ターゲットへの給電機能がないので、改造をするかターゲット自身でプログラミングの際には給電する必要があります。
- avrasp互換機(USBASPの問題点)
こちらの店で安く購入出来ますが、これのファームウェアはバージョンが古く、上記のavrdudeに対応出来ません。そこでファームウェアのバージョンアップが必要になります。ここで缶詰めの中の缶切りと言うか、手軽に入手出来るまともに動作する書き込み機が必要になります。上記のavrasp-mkIIがその用途に好適です。
- ファームウェアアップデートのtips
この基板の本体にはジャンパは一つしかありません。5V/3.3Vの切替えのみです。パターンとしては他に2ヶ所あります。ファームウェアのアップデート時にJP2をジャンパします。JP3はクロックを下げるために使います。avrdudeでエラーが出る場合、このジャンパを利用します。web-masterはこれを利用しています。