ARM ツールチェーン
- 統一された環境
一昔前までの開発ではそれぞれの OS に特化したリッチクライアントが当たり前でした。 Windows の Visual Studio や OSX の xcode はいまだにその牙城を守っていますが Java では Eclipse がスタンダードです。この動きは組込み用のソフトウェアにも現れています。Eclipse をフロントエンドにして、gcc をコンパイラの共通基盤にしてしまうのです。デバッグ環境は OpenOCD を使います。特に ARM 関連では差異化が難しくなったというよりも、レジスタ構成とメモリマップが判ればすぐに開発環境を投入出来るようになった考えることも出来ます。 - 複数のツールチェーン
複数の Macintosh 用の ARM の フリーの tool-chain が存在します。今回は こちらのページを参考にインストールします。 - パスの設定
インストールが完了したら、ホームディレクトリ中にある、「.bash_profile」にパスを通しておくことをお忘れなく。 - 動作確認
- path の再設定
.bash_profile の設定が終わったら、source コマンドで再読み込みをさせます。
1source ./.bash_profile - 単体試験
今回使うツールチェーンのコマンドとして、arm-none-eabi-gcc があります。これが使えるかどうか以上のプロセスを経た上で下記のコマンドを投入します。1$arm-none-eabi-gcc --versionこれで、バージョンが表示されたらツールチェーンが使えるようになっています。その他のコマンド度して、arm-none-eabi-gdb なんかも試しておくと良いでしょう。
1$arm-none-eabi-gdb --version
- path の再設定